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　JR多治見と土岐を分けるトンネルの多治見方にある第1種踏切です。

　少し高台にあり、静かな雰囲気が漂っています。

　名称は「第6明治街道踏切」と言います。中央線には明治街道を名乗る踏切が当踏切を含め5つあります。明治街道は一見するとメジャーな道路名称に見受けられますが、それは東京都内の環状5号線（明治通り）のイメージがとても強いからであり、岐阜県内の明治街道は中仙道の陰に隠れるようにマイナーな部類に入ります。

　付帯設備に当踏切の東京起点の距離程が記載されています。JR東海の踏切通算番号は1107のようです。

　もともと単線であったとみられるこの区間の中央線ですが、追加でもう1本虎渓トンネルを掘って複線化したことにより上下の線路に距離を持たせたようです。当踏切を過ぎると上下の線路は再び近接するようになります。

　↑多治見・名古屋方の線路です。

　↑こちらは土岐市・塩尻・東京方の線路です。すぐに虎渓トンネルが迫っていて、上下線に距離がとられています。これは同トンネルが当初は単線で、その後もう1本追加で掘ったことによるのかも知れません。

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〔アクセス〕JR多治見駅から徒歩18分、東農バス・北高正門前バス停から徒歩5分
〔訪問調査日〕2022年3月17日

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