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〔踏切名称〕:駒木野踏切
〔所在区間〕:JR中央線 高尾・相模湖間
〔地点距離程〕:東京起点 54k672m
〔管理事業者〕:東日本旅客鉄道
〔踏切所在地〕:東京都八王子市裏高尾町480番地
〔踏切種別〕:第1種踏切(自動車通行不可)

 八王子市裏高尾町にある歩行者専用の小さな第1種踏切です。
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 住宅地の中の小道を進んだ先にありかなり存在感が薄い当踏切。
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 横断した先からは鬱蒼と茂る木々に囲まれていて、その先はgoogleマップで俯瞰した図を見てもいまいちよくわかりません(農耕作地?それとも墓地?)。一応都内ではありますが、クマと遭遇しかねなさそうな雰囲気すら感じます(個人の感想です)。
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 踏切名称は「駒木野踏切」。当地の住民が絹を覆って馬を捉え、鎌倉幕府の将軍家へ献上したらそれが世に聞こえる駿馬であったことから、村名を駒絹(こまきぬ)としたんだそうで、それが後に駒木野(こまきの)になったと言われています。「こまきぬ」→「こまきの」とはちょっと強引な気がしますが・・・(個人の感想です)。
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 東京起点で43番目を示す非常ボタン取扱注意札看板です。といっても中央線の都心側は踏切除却が進み、日野駅に近い堀之内踏切が実質的なNo.1踏切で、そこから数えた際の通算だと当踏切は22番目の踏切となります。
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 ところで当踏切は旧甲州街道からどのようにアクセスすればよいかというと、住宅と住宅の間の私道ではないかと思ってしまうほどの道路を通り、さらに↑このような小道を進んだ先が当ページの冒頭画像のような踏切に出ます。冒頭画像には第4種踏切の「とまれみよ」があり、2006年に第4種踏切から第1種踏切へ変更されています。
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 歩行者専用とはいえ、しっかりとした踏切板が敷設されているのは第1種化の際についでに施工したのかなと。。。
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 ↑相模湖・塩尻・名古屋方、下り方向の線路です。
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 ↑こちらは高尾・東京方、上り方向の線路です。

〔アクセス〕JR高尾駅から徒歩30分、京王高尾山口駅から徒歩22分、京王バス・駒木野バス停から徒歩2分(高尾駅北口から高尾01系統小仏行に10分弱乗車)
〔訪問調査日〕2021年7月14日