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　2017年廃止の旧東山駅があった場所にある第1種踏切です。

　国道5号の函館バス東山バス停付近の信号がある交差点から分岐した名無しの道路をしばらく奥へ進んだ先に見えてくるのがこの踏切です。交差点から当踏切に至る途中には東山神社があります。

　踏切は特急列車が走行する区間だけのことはあり、交通量もそこそこある踏切なのでしっかりとした路面になっています。

　踏切名称は「東山第1道路踏切」。この踏切を交差している道路が「東山第1道路」というのでしょうか？国道5号を東山バス停付近で分岐したこの道路は旧東山駅から駒ヶ岳駅付近を経由しラッキーピエロ赤井川に近い付近で道道43号と合流します。

　↑当踏切から旧東山駅の方向を見た図です。

　踏切の脇には人工的に構築された構造物があります。これは東山駅がスイッチバックの運用をしていた時の遺構です。勾配に挑む車両に加速をつけて進むための施設となっています。

　見れば見るほど興味深い遺構です。

　踏切とスイッチバック遺構との位置関係はこんな感じです。

　駅営業時の様子ですが、踏切付近から駅方向へは踏切脇からの小さな通路を進むような構造になっていました。駅の看板は無く、踏切が実質的な駅のアイコンとなっていました。

　↑東山・函館方、上り方向の線路の様子です。
※このページの画像は踏切を主眼としていない取材の画像で構成しています。
　踏切に主眼を置いた画像ではありません。悪しからずご了承ください。

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〔アクセス〕JR東山駅跡のすぐ隣。函館バス・東山バス停から徒歩10分。JR駒ヶ岳駅から徒歩40分。
〔訪問調査日〕2016年1月1日

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