〔踏切所在地〕:北海道日高郡新ひだか町三石美野和
新ひだか町の三石美野和地区にあった第1種踏切です。
日高線に並行している町道(荻伏と本桐を結ぶ)と、美野和エリアと鳧舞エリア(沿岸部)を結ぶ道路の交差点にあった踏切でした。↓画像の映る方向標識看板にもご注目ください。
踏切名称は「鳧舞和寒別(けりまいわかんべつ)踏切」。鳧舞は付近を流れる河川の名称にも採用されていて、河川の他に漁港や橋の名前にも採用されているアイヌ語由来の地域名称です。駅名にもなっていた「本桐」は鳧舞が変化して名付けられたという説もあります。和寒別は当踏切のすぐ隣を流れる河川の名称(和寒別川)です。
ちなみに当踏切のすぐ脇の和寒別川に掛かる道路の橋は「栄橋」といいますが、鉄道の橋梁は「谷地川橋梁」と言うそうです。
おねがい看板です。かなり消えかかっていました。
踏切端子盤収納ボックスの側面には「ケKC」の文字が書かれていました。
↑荻伏・様似方、下り方向の線路です。
※本桐、苫小牧方、上り方向の線路の画像は撮影忘れです・・・。
当踏切の本桐・苫小牧方にはこのような橋梁設置され、和寒別川を越えていました。
踏切看板に写りこんだ方向道路標識の別方向の物です。妙な角度になっているのは雪の重みか、はたまた交通事故の痕跡なのか。。。
〔アクセス〕JR本桐駅跡から徒歩約35分、道南バス・本桐バス停から徒歩30分(道の駅みついし方面)
〔訪問調査日〕2020年12月12日
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