〔踏切所在地〕:北海道勇払郡むかわ町汐見
JR汐見駅の脇にあった第1種踏切です。
人里からやや離れた汐見駅の隣にあって、タウンサイドを背中にしたアングルだと、荒野をバックにした「なにもない感」が凄くする駅前とは思えない様子が展開しています。
踏切の線路上からタウンサイドを見た図です。線路から海・タウンサイド側の安全柵までに不自然な空間がありました。
一見すると行き違い設備でもあった痕跡?と邪推したくなりますが、国土地理院さんの昔の空中図によれば汐見駅は1959年の開業時から旅客のみ取り扱いの無人駅で、行き違い設備のなかったようで、、、駅舎でもあった跡地なのかどうかは不明です。
名称は「汐見駅踏切」。駅構内の踏切であることが踏切名称でズバリ表現されています。
見れば見るほど大自然の中にポツンとあるような(こちら側のアングルだからなのですが)。
↑こちらは鵡川・苫小牧方、上り方向の線路をホーム上から見た図です。この区間は高潮被害が無く、単に信号設備の都合で列車の行き来ができないだけで運行休止のあおりをうけただけなので、除草作業が定期的に行われていたのか、すぐにでも列車がやってくるような雰囲気があります。
ところで・・・
ほぼ同じアングルの2007年の様子です。当踏切を通過し進入してくる様似行普通列車です。
〔アクセス〕JR汐見駅跡のすぐ脇、道南バス・汐見入口バス停から徒歩40分
〔訪問調査日〕2020年6月6日
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