
〔踏切名称〕:厚別通り踏切(アKC)
〔踏切所在地〕:北海道沙流郡日高町厚賀町93番地
国道235号(浦河国道)から道道208号(比宇厚賀停車場線)に入ったところにある第1種踏切です。

厚賀駅にほど近く、住宅や商店が点在しているエリアにあった踏切でした。

踏切名称は「厚別通り踏切」。当踏切があるエリアはもともと当踏切名称にある通り「厚別」を名乗っていましたが、厚賀駅付近で「賀張(がばり)」が近く、東急池尻大橋駅(世田谷区池尻と目黒区大橋)のような駅名論争になり、折衷案として「厚賀の厚」と「賀張の賀」の2文字を採って「厚賀」と言う駅名が採用され、駅名が由来となって地名に採用され、それに伴い厚別と賀張の地名は消滅しましたが、厚別の名称は当踏切や近隣の河川名称に残っています。

非常ボタン取扱注意札看板は綺麗な仕様でした。

踏切端子盤収納ボックスの正面表記は「アKC」でした。

↑厚賀・苫小牧方、上り方向の線路です。

↑こちらは大狩部・様似方、下り方向の線路です。

踏切前後の道路標識に写る列車シルエットにはパンタグラフがありません。芸が細かい気動車仕様でした。

ちなみに厚別川はこちら。日高町と新冠町を分けるこの厚別川を日高線は厚別川橋梁で豪快に跨いでいました。
〔アクセス〕JR厚賀駅跡から徒歩約10分
〔訪問調査日〕2021年3月27日

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