
木古内町の市街地内にあるにある第1種踏切です。駅から近くにあり、商店が多いエリアにも程近いため、車・歩いずれも交通量が多めの賑やかな踏切です。

当踏切はJR海峡線内にある2つの踏切の内の1つです。海峡線?北海道新幹線の開業でお役御免になったんじゃ?いえいえ、貨物列車とごく一部の臨時旅客列車(TRAIN SUITE 四季島)は海峡線の列車として運行されています。線路名称としての「海峡線」は健在ですが、旅客案内に用いられることはなく、もはや実質的には貨物線といった感じです。
海峡線を走行する列車はレール幅が狭軌(1,067mm)サイズで、木古内駅の手前にある分岐点で新幹線標準機と海峡線狭軌が分かれ、海峡線は当踏切を経て道南いさりび鉄道線の木古内駅へ至ります。
海峡線は新幹線の線路共用部を走行することから電化方式も新幹線規格となっていて、当踏切の上空に敷設されている架線は交流25,000ボルトで、JR北海道の他の在来線電化区間よりも高電圧です。JR線の在来線狭軌で交流25000ボルトの電化区間は全国でも海峡線に2か所のみで、標準軌を含めてもJR東海浜松工場の南伊場第一踏切しかなく、狭軌・標準軌あわせて全国で3ヶ所となってます(ミニ新幹線方式の奥羽線・田沢湖線は2万ボルトです)。

踏切名称は「中野道道(なかのどうどう)踏切」です。踏切看板にはJR海峡線・中小国駅起点の距離程がセンチ単位で記載されています。名称に採用されている「中野道道」とは当踏切で交差している北海道道605号(中野木古内停車場線)のことのようです。

とはいえ踏切設備としてはそれほど物々しいものではなく、北海道新幹線が開業する前とほとんど変わっていません。

踏切端子版収容ボックスに記載の記号は「中K」。JR函館支社の電気制御されている踏切に付与されている通し番号は「E-47」となっていて、五稜郭起点の江差線からの通算となっています。

当踏切のすぐ横には北海道新幹線の高架が。。。新幹線には踏切は設けられていません。

↑湯の里知内信号場・中小国方、上り方向の線路です。海峡線は複線電化となっています。

↑木古内方、下り方向の線路です。この先、転轍機を通り木古内駅へ至ります。
〔アクセス〕JR・SHR木古内駅から徒歩7分、函館バス・木古内上町バス停から徒歩3分
〔訪問調査日〕2021年2月28日

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