
上下線のホーム(のりば)が千鳥配置となっているJR上飯島駅の上下ホームの中間にある第1種踏切です。

県道が交差していてそこそこの車両通糊量があります。また、秋田市近郊のそこそこ利用者がある駅の上下線の間に設けられている踏切であることから歩行者の通行も多くなっています。

踏切名称は「黒川街道踏切」ですが、当踏切が交差している道路久保秋田線という名称で県道指定されています。「黒川」はこの交差道路である県道の経由地にある秋田市金足黒川地区を指しているとみられます。この「金足黒川」は南秋田郡黒川村が合併し金足村となり、さらに昭和30年に秋田市へ編入されています。「金足」といえば平成30(2018)年の第100回全国高等学校野球選手権大会で準優勝して有名になった金足農業高校は「金足黒川」とは全然違う場所にあります(JR追分駅から徒歩圏)。

非常ボタン取り扱い注意札です↑

踏切端子盤収容箱には名称が記されています。
ところで当踏切の距離程は福島起点308k895mと踏切看板に記されています。JR上飯島駅の上下千鳥配置のホームの真ん中に設置されている当踏切の所在区間は正確にはどこになるのか・・・その疑問はJR上飯島駅の正式な距離程がヒントになります。
当踏切の距離程は308k895mで、JR上飯島駅の距離程は308k900m、上飯島駅の距離程は当踏切の示す距離程より先になっていて、308.9キロポストが下りホーム待合室の脇にあります。ということで当踏切は正確には土崎~上飯島駅間にあることになります。

↑上飯島(上りホーム)、土崎・福島方、上り方向の線路です。

↑上飯島(下りホーム)・青森方、下り方向の線路です。
当踏切が登場する動画です↑
〔アクセス〕JR上飯島駅の脇
〔訪問調査日〕2024年9月27日

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