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〔踏切名称〕:宇治山第二踏切
〔所在区間〕:JR相模線 社家厚木
〔地点距離程〕:茅ヶ崎起点 12k363m
〔管理事業者〕:東日本旅客鉄道
〔踏切所在地〕:神奈川県海老名市社家
〔踏切種別〕:第1種踏切(自動車通行可)

 海老名市民の憩いの場・海老名市民球場を擁する海老名運動公園にほど近い場所にある第1種踏切です。
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 踏切の貫抜橋・運動公園側には妙な擁壁が道幅を狭めるように設置されています。これ、上手に撤去すれば車両の行き来がもっと便利になるんじゃないかなぁ。この擁壁には大正15年の文字が見え、歴史的に意味があるのかもしれませんが、よく見ると車両通行時に付着したとみられる擦り傷が散見されるなど、問題も多いように見えます。
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 ↑こちらは橋・公園とは逆側の踏切の様子です。擁壁には木々があり鬱蒼としていますが、こちら側はそれほどでもありません。
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 当踏切名称は「宇治山第二踏切」といいます。宇治山は地名ではなく近隣にある古墳群のことを指すようですが、その古墳の発掘は2003年らしく古墳の発掘よりも当踏切のほうが先なのですが。。。
 なお、宇治山第一踏切(11k973m)は東名高速道路の整備に伴い2010年頃に除却撤去されています。
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 非常ボタン取扱注意札看板によれば当踏切は茅ヶ崎起点で42番目の踏切とのことです。
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 旧国鉄東京南鉄道管理局の踏切名物・所在地併記看板によれば、当踏切の所在地は「海老名市社家字宣山3988-2」なんだそうですが、宣山(むべやま)はこのエリアの旧字名で、正式な住所としては使われていませんが、近隣の交差点の名称にその名を留めています(ファミリーマート海老名運動公園店に面しています)。
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 ↑厚木・橋本方、下り方向の線路です。
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 ↑社家・茅ヶ崎方、上り方向の線路です。

 当踏切を通過していく相模線電車の動画です↑


〔アクセス〕小田急・JR厚木駅から徒歩27分、JR社家駅から徒歩12分
〔訪問調査日〕2021年7月31日