〔踏切所在地〕:北海道樺戸郡月形町北農場
ここも月形町のはずれにあった第3種踏切でした。
当踏切は札沼線とほぼ平行していた国道275号からだいぶ離れた位置にあり、静かなたたずまいでした。
踏切名称は「中厚軽臼内踏切」といいます。当踏切でも黄色い踏切看板は見当たりませんでしたが、お願い看板に名称の記載がありました。
「中厚軽臼内」って?!と思って調べると、「厚軽臼内(あつかるうすない)」という地名が月形町にあり、そこの中ほどにあるから「中厚軽臼内(なかあつかるうすない)」ということのようです。なお、「アツカルウスナイ」とはアイヌ語で「楡皮を取る所」という意味なんだそうです。
踏切板は勝手踏切かと思ってしまうような質素なつくりでした。レールとレールの間の踏切板には脱線防止用の廃レール固定はありません。
↑こちらは石狩月形・桑園方の上り方向の線路です。
↑こちらは豊ヶ岡・新十津川方の下り方向の線路です。
〔アクセス〕JR豊ヶ岡駅跡から徒歩約40分。札沼線代替バス(かばと~る号)・刑務所前駅バス停から徒歩25分。
〔訪問調査日〕2020年6月8日
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