
〔踏切所在地〕:静岡県浜松市中区南伊場町
〔踏切種別〕:第1種踏切(自動車通行可)
車両整備工場への引込線が交差している第1種踏切です。

浜松市内のJR浜松工場が広がる手前にあり、JR関連施設や協力会社の事務所などが点在しているエリアで、踏切が交差する道路は幹線道路の雄踏街道(静岡県道62号)から分岐している道路が旧東海道(国道257号)へショートカットする道路となっているため、意外と通行量が多いのが特徴です。

踏切名称は「西伊場第一踏切」といいます。当踏切がある場所は浜松市中区南伊場町です。40メートルほど雄踏街道寄りへ離れた場所が西伊場と南伊場の境界。当踏切はその境界線より南伊場町側にありますが、踏切の名称は「西伊場」を名乗っています。
当踏切は東海道新幹線の車両を専門的に検査する浜松工場の引込線上にあります。
この条件を満たす日本唯一の踏切となっています。
- 電化方式:25000V(交流)
※踏切がある他事例:ミニ新幹線区間、海峡線- 軌間:1,435ミリ(標準軌)
※踏切がある他事例:京急、阪急、京成、ミニ新幹線区間等- 車両限界:3.4メートル(フル規格新幹線)

上空に25000ボルトの高圧電流が流れる架線があるので、このような地上高注意アーチが厳重に設置されています。

↑踏切端子盤収容ボックスですが、この手の箱は線路わきに設けられているのが殆どですが、当踏切の場合はなんと交差道路の歩道の脇のJR東海浜松工場花壇上に設けられています。

このシュールな様子はかなり面白かったです。JR東海の踏切に付与されている通し番号は1353と表記されていますが、在来線の踏切のように起点からの距離程の記載はありませんでした。となると当ブログ名物であるアレのgoogleマップの距離測定機能の出番です。

この引込線の途中にある橋りょう(新川橋りょう)に掲げられている距離程は0k470m。この橋梁の中心付近からgoogleマップの測定機能で距離を測ったところ・・・

500.39mと出ました。この結果を踏まえ計算をすると・・・
googleマップの測定結果の誤差を踏まえ、当サイトでは分岐点起点で0k970m付近ということで紹介をすることとします。本線分岐点から新川橋りょうまでの距離(0k470m)+googleマップが叩き出した距離(0k500m付近)
↓
本線分岐点から当踏切までの距離(0k970m)
ちなみに当サイトでいうところの「本線分岐点」ですが、明確な位置が示された資料や文献は見当たりませんが、ついでに計ってみると・・・

東海道新幹線・浜松駅から僅かに新大阪方にある分岐線用の側線があり、下り線からの場合は上り線をまたいで工場線への分岐線側線に進入後、スイッチバックして工場へ進むための分岐線転轍機付近が0k000mポイント(起点)となっているようで、新川橋りょう(0k470m)地点から計測して470メートル付近がそこにほぼ合致しました。

ちなみにこの線路、現場では「浜松工場線」と呼称しているようで、沿線に掲示されている行政が設置した看板に記されています。

掲示物と言えば当踏切にもこのような・・・「後片付けする事も愛するワンチャンにも教えてあげて下さい」とありますが、糞の後始末は犬ではなく飼い主がやることでは???(犬は糞の後始末はできないでしょ)

↑こちらは浜松工場方、下り方向の線路です。

↑こちらは浜松工場分岐点方、上り方向の線路です。上下いずれの方向にも重厚なフェンスに隔てられています。これは新幹線鉄道の線路ならではで、ここを車両が行き来する際に解放されるようです。
余談ですが、当踏切は線路側に重厚なフェンスがあり、列車が行き来するときのみ開閉されるということで、交差道路を通過する自動車は踏切通過時に義務付けられている安全確認の一時停止をしていません。
踏切を通過しようとするときは、踏切の直前(道路標識等による停止線が設けられている場合は、停止線の直前)で一時停止し、安全確認をした後でなければ進行できません。ただし、信号機が設置してある踏切で青信号に従う場合は一時停止をせずに進行できますが、その場合でも安全確認は必ず行う必要があります(道路交通法第33条第1項)。当踏切もこの法令の対象のはずですが、、、例外なんですかねぇ。それを示す看板標識類は見当たりませんでしたが。。。
〔アクセス〕JR浜松駅から徒歩36分、遠鉄第一通り駅から徒歩35分、遠鉄バス・JR浜松工場バス停から2分
〔訪問調査日〕2021年12月25日

コメント