相模原市中央区内の住宅地にある小さな第1種踏切です。
一応双方向通行が可能な道路ですが、道幅はそれほどでもありません。
踏切名称は「中渕踏切」といいます。読みは近隣の交差点標識のローマ字表記から「なかふち」が正解のようです。当踏切がある近辺には「古淵」「淵野辺」といったように「ふち」が付く駅名が並んでいます。ま太、当踏切が所在している地名は中央区東淵野辺三丁目です。駅名の「淵」は「渕」の旧字であり、意味は同じなんだそうです。
「淵野辺」の由来はニュージーランド由来のマオリ語で「引き上げられて圧縮された」という意味なんだそうです。なぜマオリ語?という疑問が沸きますが、縄文時代に日本には原ポリネシア語(現在のマオリ語)を話す民族が太平洋南方から渡来し、日本各地に初めて地名を付けていったと言う説があり、淵野辺もその一環で名付けられたということなんだそうです。一介の踏切紹介ブログが紹介するエピソードっぽくない壮大な歴史にロマンを感じますな。
↑淵野辺・八王子方、下り方向です。
↑古淵・東神奈川方、上り方面の線路です。
列車が通過していく様子です。
〔アクセス〕JR古淵駅から徒歩12分、神奈中バス・竜像寺入口バス停から徒歩3分
〔訪問調査日〕2020年10月31日
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